【感想】オクトパストラベラー オーケストラコンサート ‐To travel is to live‐

雑記

どうも、ブロガーのあげだしです。

先日、昭和女子大学で行われたオクトパストラベラーの音楽イベント「オクトパストラベラー オーケストラコンサート ‐To travel is to live‐」に行ってきました!

普段はゲームレビュー中心の私ですが、今回はその内容と如何に素敵なイベントだったかを書いていこうと思います。

ゲーム音楽のオケコンってどんなんだろう?

私も行ったよ! 

行きたかったけど行けなかった!

という方々は特に読んでもらえたらと思います。

オクトパストラベラーとは?

オクトパストラベラーは、2018年7月13日に任天堂switch向けに発売されたスクウェアエニックスのRPGゲームソフトです。

2020年10月にはスマホ向けゲームとして「オクトパストラベラー大陸の覇者」をリリース。

また、2023年2月には続編となる最新作「オクトパストラベラーⅡ」も発売されました。

このゲームはHD-2Dの美麗な映像、

8人の主人公が織りなす個性的なストーリー、

王道で面白いジョブシステム、戦闘、などなど

このゲームには素晴らしいな所がたくさんありますが今回は、

このゲームの素晴らしい一面として「音楽」がオーケストラで演奏される事となりました。

(オクトパストラベラー2の特徴や良さに関しては私自身のブログでも紹介しているので良かったらこちらも見てもらえると嬉しいです。)

セットリスト

当日演奏があった楽曲のセットリストを紹介します。

・第Ⅰ部

  1. OCTOPATH TRAVELER メインテーマ
  2. リバーランド地方
  3. バトル1~勝利のファンファーレ
  4. 許されざる島オルサ
  5. 深淵の覇者サザントスのテーマ
  6. 白雪舞い落ちる街
  7. 薬師アーフェンのテーマ
  8. 商人パルテティオのテーマ
  9. 富を授けし者
  10. 宝物のために~ボスバトル2

・第Ⅱ部

  1. 風翔ける、戦場
  2. 華やかなる都会
  3. 理を司る者
  4. 背中を押して
  5. 旅立ちの唄
  6. きぼうの唄
  7. 灯火の守り手~欲望の道に待ち受ける者
  8. 決意
  9. 王道を求めて~決戦2
  10. 旅路の果てに立ちはだかる者
  11. 魔神の血を継ぐ物~明日を望まぬ者

・アンコール曲

  1. 踊子プリムロゼのテーマ
  2. キャットリンのテーマ

ちなみに今回私が行ったのは昼の部でした。

第Ⅰ部【感想】

ここからは第Ⅰ部、第Ⅱ部とダイジェストで紹介していきたいと思います。

本当は全曲に一つ一つ事細かに感想を書いていきたい位ですが、、、膨大な文字数になってしまうので掻い摘んで紹介させていただきます。

「OCTOPATH TRAVELER メインテーマ」

最初の演奏は「OCTOPATH TRAVELER メインテーマ」

このテーマはゲームを始めたら必ず最初に聴く曲。

ゲームを起動した数だけ聴く曲なわけですからオクトパストラベラーをプレイした皆さんは聴きなじみがあったと思います。

私は「オーケストラコンサート」というものがそもそも初めてで

どんな雰囲気なんだろう? なんだか少し緊張するな。と思っていましたが、

この曲が流れ始めた瞬間にハートをガシッと掴まれ鳥肌が立ちました。

この時から最初に感じていた周りの雰囲気だとか、場慣れしていない変な緊張なんかは良い意味で吹き飛んでしまったのを覚えています。

この楽曲にはオクトパストラベラーらしさとか思い出みたいなのが全部詰まっているため、一曲目なのに早々にうるっときちゃいました。

そして、次に「リバーランド地方」でしっとりとした世界観。

続けて「バトル1~勝利のファンファーレ」と聴き入ってしまい、気づけばあっという間に3曲終わってました。

「白雪舞い落ちる街」

第Ⅰ部の中盤に流れた曲は「白雪舞い落ちる街」でした。

私も色々なゲームをやってきましたが、

ゲームにおける雪のエリアというのはオクトパストラベラーだけでなく名曲が多く存在すると個人的に思っています。

しかしここまで美しいメロディってなかなかないんじゃないでしょうか。

目を閉じて聞いても鮮明に雪景色が浮かんでくる…そんな演奏が会場を包んでいました。

・「薬師アーフェンのテーマ」

次に演奏があったのは「薬師アーフェンのテーマ」です。

サックスが特徴的なこの楽曲はサクソフォン奏者/作曲家「鈴木広志」さんがメインで演奏。

素晴らしいメロディ、そして生演奏だからこそ薬師アーフェンの優しくて粋な性格がより心に響いてくるように感じました。

そして続けてサックスがメインの2曲「商人パルテティオのテーマ」「富を授けし者」

アーフェンのテーマも含めこの3曲は同じサックスメインの楽曲ですが、どれも纏う雰囲気はまったく違うものでした。

耳で楽しむのはもちろん目の前でサックスを演奏する鈴木広志さんに見入ってしまいましたね。

「宝物のために~ボスバトル2」

第Ⅰ部ラストを飾った楽曲は「宝物のために~ボスバトル2」

「宝物のために~」はオクトパストラベラーの主人公の商人「トレサ」の楽曲ですね。

この曲はまだまだ若き女の子「トレサ」の商人としての熱い思いが詰まっており、それがこれまた激熱なボスバトル2という楽曲にシームレスに繋がって一つの素晴らしい楽曲になっています。

オーケストラでは導入の緊張感、そしてボスバトル2に切り替わる瞬間の熱さと疾走感が半端じゃなく最初から最後までボス戦らしさが途切れず伝わってきました。

ここまでもちろんどれも名曲揃いでしたが、

これはさすが第Ⅰ部のラストを締める楽曲だ!!と感じましたね。

第Ⅱ部【感想】

第Ⅰ部が素晴らしすぎてあっという間に時間が過ぎてしまったと感じた方が多かったと思いますが、第Ⅱ部はその第Ⅰ部の想像を超えて素敵な時間でした。

・「華やかなる都会」

前半の楽曲では「華やかなる都会」が演奏されました。

このコンサートはこの日のために集まった「ニューデルスタフィルハーモニックオーケストラ」の方々が演奏。となればもちろんこの曲は外せませんよね。

オクトパストラベラーⅡ「ニューデルスタ」の街で流れる曲。

都会の忙しなさと華やかさが混ざったようなこの曲はとてもキャッチーで耳に残りやすい曲で、オーケストラの場で聴いても自分がニューデルスタの街であっちこっちと操作しているキャラクターをついついイメージしちゃいました。

そして、さすがの生演奏。

昼のニューデルスタから夜のニューデルスタへ変わった時は「おお…!」となった方が多かったんじゃないかなと思います。

・「理を司る者」

ヴァイオリンが主なこの曲はヴァイオリニスト「吉田篤貴」さんメインで演奏。

そもそもこの「理を司る者」はオクトラⅠのサントラの中では一番リピートした曲。

めちゃくちゃかっこいい曲なんですよね。

それくらい大好きな楽曲が生演奏で聴けて、そして見れて、

このオケコンがCD化されたならおそらくまた何度もリピートする事になるでしょう。

・「旅立ちの唄」「きぼうの唄」

これはオクトパストラベラーⅡの踊子アグネアの楽曲ですね。

何といってもこの3曲はヴォーカルのある特別な楽曲です。

そんな特別な曲のボーカルを務めるのは國土佳音さん

アグネアをイメージした衣装で出てきた姿はとても素敵でしたね。

そして歌われた「旅立ちの唄」と「希望の唄」

オーケストラという空間、國土佳音さんの美しい姿と歌声

これらがまさにアグネアらしさを引き立て素晴らしいステージとなっていました。

・ラストを飾ったのは「魔神の血を継ぐ物~明日を望まぬ者」

オクトパストラベラーから裏ボスのガルデラ戦

そして、オクトパストラベラーⅡのエクストラストーリーボスのヴィーデ戦

この2曲をオーケストラアレンジで繋げた楽曲でした。

この2曲はまさにオクトパストラベラーのラストの象徴。

特にヴォーカルの村上敏明さんYuccaさんの美しい歌声とその迫力は凄まじく

ガルデラのターンと思ったらヴィーデ! ヴィーデからガルデラ! そして同時に!?

目まぐるしく変わるヴォーカルと曲調はまるで2体のボスが入り混じってバトルしているような豪華さが感じられました。

・アンコール「キャットリンのテーマ」

アンコールで本当のラストを締めてくれたのは「キャットリンのテーマ」

この楽曲でコミカルに締めるのかなと思いきや!

これまでの演奏者やヴォーカル全員で奏でる超豪華ver!!

オーケストラ曲の壮大さとこの曲のコミカルで楽しい雰囲気が見事にマッチして、最後は会場を楽しい雰囲気で包んでくれました!

指揮者、サックス、ヴァイオリン、笛、ギター、ヴォーカル、

そしてこの場を作った全ての方々。

誰もが主人公のような、まさにオクトパストラベラーらしい最高の演奏でした!

MCはもちろんあの人!

今回のオクトパストラベラー オーケストラコンサート ‐To travel is to live‐のMCを務めたのは西木康智さんでした!

西木康智さんといえばオクトパストラベラーの作曲のほとんどを手掛けている、いわばこのオーケストラコンサートの主役の一人!!

また、西木康智さんの他にもゲストMCとして、

プロデューサーの高橋真志さんディレクターの宮内継介さんなどをまじえながら楽しく進行してくれました。

このMC進行がある度に思ったのが、 皆さん仲良いんだなぁ…と 笑

皆さんMCなのにまるで普段の会話のようなほっこりした雰囲気と笑みがこぼれており、こちらまでつられて微笑ましくなりました。

本当に良いチームでオクトパストラベラーが出来ているんだなと感じます。

まとめ

とにかく本当に素敵なコンサートでした!!

冒頭でも言いましたが、本当なら1曲1曲感想を書いていきたかったくらいです。

それに名前を書ききれなかった演奏者の方々もまだまだいます。

これを読んだ皆さんの中には私が触れなかった

あの曲も良かった!この曲も!あの人の演奏が最高だった!

などなどたくさんあるかと思います。是非コメント等で教えて貰えると嬉しいです!

今回オクトパストラベラー5周年という事でのコンサートでしたが、これからもどんどん続けたいもらいたい!という気持ちでいっぱいです。

そして、オクトパストラベラー自体の続編も…期待…したい…

という事で読んでいただきありがとうございます。

少しでもコンサートの良さが伝わったなら嬉しいなって思います。では!!

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